8月病かな?と思ったら チェックシート公開
東部治療学研究所が8月病のチェックシートを公開
東部治療学研究所が8月病への注意喚起ポスターを発表した。ポスターには8月病の簡易チェックシートが付いている。
自覚症状ある人は休息して早めに治療を
8月病は、過重な労働を起因とする呪いや疾患の総称である。8月のホリックウィーク後に患者が大量発生することから、8月病の俗称が付いた。
チェックリストにあるように、
- 仕事には精力的に取り組めるが、終業後に極度の疲れを感じる
- 休みの日に何もできないほどの疲労を感じる
- 仕事のことばかり考えるようになる
- 仕事に関係のないことは無意味だと感じる
- 仕事に直接関係のない人間関係を煩わしく感じ、時に無視する
といった症状が現れる。8月病を放置するといわゆる「仕事中毒」の状態になり、さまざまな呪い・疾患につながるおそれがある。
8月病の自覚症状がある方は、「よくあること」と放置せずにすぐに病院を受診してほしい。魔科学総合病院の8月外来に相談するのが確実である。
まれに自覚症状ない人も テンションがおかしい同僚は休ませよう
過重な労働によって引き起こされる8月病だが、まれに自覚症状が全くないまま働き続けている人もいる。本人は「至って仕事が順調だ」と思っているため、受診につながらず重篤化するケースが多い。
もしも仕事中のテンションが異様に高くなった同僚を見かけたら、8月病のおそれがある。休養や受診をすすめ、改善が見られないときにはお近くの治療センターに相談してほしい。
主婦/夫や子どもも8月病に注意!
8月病は、主婦/夫や子供も罹患するおそれがある。家族のホリックウィークのしわ寄せで家事・育児労働が過重になった主婦/夫や、ホリックウィークに合わせた学習塾の合宿に行った子どもなどが8月病になったというケースが増えている。
主婦・夫や子どもの8月病は、労働者のそれよりも見落とされがちである。東部治療研究所は、「自覚症状がある方は職業に関係なく病院を受診するように。症状の訴えを否定したり無視しないように」と注意喚起している。