研究の秋、世界最大の学会 学際大学会開催!
学際大学会が開催!
世界最大規模の学際的学会が今年も東部地区で開催されている。
世界魔科学会議で有名
学際大学会は東部地区のあらゆる研究所が参加する学会である。年次研究報告や研究分野別シンポジウムはもちろんのこと、他分野との交流も盛んに行われる。
特に世界魔科学会議は注目度が高い。これまでに何度も世界の常識を刷新してきた実績を持ち、あの有名な魔科分離の法則も世界魔科学会議で締結された。
門外漢を大歓迎!学会討論の新ルールとは?
東部地区は現在、学際大学会を通して研究のすそ野を広げようとしているという。
2年前には研究者・非研究者を問わずに参加できるように、新しい学会議論のルールを策定した。この新ルールによって、専門分野でない人でも気軽に議論に参加できるようになったという。
”ふとした疑問を議論につなげてくれる”参加者評
実際に公益研究所の研究報告会に参加した記者は、次のように感想を述べた。
「私は公益研究所の研究報告会に参加しました。私は非研究者ですが、2,3度発言の機会がありました。報告者と司会者がふとした疑問を分かりやすく掘り下げてくれて、自分の意見で議論が展開していく楽しさを感じましたね。」
専門家同士の議論は十分、東部地区の強み生かしていく
学際大学会運営委員会によると、討論の新ルール策定後はそれ以前に比べて他分野や非研究者の参加人数が倍増したという。新ルールの効果は抜群だったと言えるが、畑違いの人間を増やすことには果たしてメリットがあるのだろうか?
新ルール策定に関わった、東部芸術研究所エンタメ司会学研究室のK氏にお話を伺った。
学会と言うと、専門家の先生方が舌戦を繰り広げるようなイメージがあります。どうして専門家以外の参加者を増やそうと思ったのですか?
それは、学際大学会を東部地区が開催していることに大きく関係しています…
K氏:われわれ東部地区の住人は、全員が何らかの分野で研究者をしています。同じ研究所、同じ研究室に所属するメンバーは皆、トップレベルの専門家同士なんです。
つまり、専門家同士の意見交換は日常茶飯事。学会発表には、専門家の意見なんかお腹いっぱい状態で臨んでいるんですね。
専門家同士の討論が飽和した所に、他分野の研究者や一般の方の視点が加わる。それによって新たな可能性を探ろう!というのが学際大学会のねらいです。
発表者の方には専門知識がない方にもわかりやすい表現を心がけていただいて、司会者にはエンタメ系研究室のメンバーが1人以上入ります。”回す、拾う、転がす”というMC技術を使って、参加者全員が議論に参加できるように工夫していますね。
学際大学会は今週末まで開催!
玄人も素人も大歓迎の学際大学会。今週末まで東部地区全域で開催されている。あなたも学問の風を感じてみてはいかがだろうか?