政治家もホリックウィーク…寝ずの議論に国民が注目

魔境帝国議会がホリックウィーク突入

夏の終わり、魔境帝国議会が恒例のオールナイトホリックウィークに突入した。与野党の議員は夏休みの間どれだけ準備してきたのだろうか?国民のみならず、世界中の注目が集まっている。

オールナイト国会中継は3days予定

魔境帝国議会のホリックウィークは、毎年8月の終わりごろに3日間開催される。24時間議会が目玉で、昼夜を問わず熾烈な舌戦が繰り広げられる。

テレビン各局も便乗して中継を行い、魔境帝国の夏祭りの一つにも数えられている。

今年の議題は以下の通りだ。中継を見る際は適度な休憩を取り、十分な睡眠時間を確保しよう。

1日目議題:魔法資源開発など魔科学予算

1日目の議題は魔科学予算。魔科学研究に充てる予算、教育予算、魔法資源開発予算などの配分を決定する。

今年開発に失敗した文字泉開発予算の配分が注目されている。青い鳥文字泉の呪い漏れ対策予算やM4が決定した解呪師養成支援など、追加予算に盛り込まれそうなトピックにも目が離せない。

2日目議題:難民支援など公益予算と関連法

2日目の議題は難民支援などの公益予算案と、公益系の法制度についてだ。公益予算の与野党の攻防はもちろん、今年は解呪師や勇者隊などの待遇改善に向けての新法案も続々。

徹夜は免れない、白熱した議論が繰り広げられそうである。

3日目議題:防衛費など軍事予算と関連法

3日目は恒例の防衛系議題のオンパレードだ。魔境帝国の今後を占うといわれる軍事予算と、防衛・軍事に関わる法改正が目玉である。

今議会で政府は魔族など身体的・遺伝的特性を基にした部隊の編成を可能とする法改正を求めており、最後の夜も目が離せない議論が続きそうだ。