MS共通コード変換に革命!ミルホーンがテリピンの検索端末発表

ミルホーンがテリピンチャンネルの検索端末を発表

全世界のTT関係者に朗報だ。魔科学総合技術系メーカーのミルホーンが、新型テリピン端末『見る穂X』を発表した。

小型で狭い店内にも設置できると人気の店舗設置型テリピンシリーズに、革命的な新機能が追加されたという。

見る穂Xでは、もはやMS共通コード変換が必要ないのである。

コード要らずの文字検索 コード表片手にポチポチの時代は終わり

ミルホーンの筆頭技術者ミノレバタレルホ氏は、新商品会見でこのように語った。

「世界の情報にアクセスするとき、私たちはまず何をしますか?そう。端末の裏側から、この百科事典より分厚い本を引っ張り出します。でも、見る穂Xにコード表の棚はありません。なぜって?必要ないからです!

MSコード表を片手に、魔科学の世界をポチポチポチ…の時代は終わりました。見る穂Xには検索機能が搭載されています。直感的に、思うまま、あなたの言葉を入力してください。

彼女は直ぐに、最も適切な情報を表示します。コードの変換?任せておけばいいんです。この見る穂Xにね。」

見る穂X 新機能は検索機能

ミノレバタレルホ氏の独特の会見は毎度話題になるが、今回ばかりは新機能に注目が集まった。

見る穂Xは、新機能「言語検索」を搭載した。これは、TT機器の操作に必須であるMS共通コード入力が一切必要ない。魔法人であればコードの知識が全くなくても、テリピンが操作できるようになる。

MS共通コード表を調べる時間が無くなり操作時間を短縮できるほか、これまでテリピンが使えなかったユーザーもTTネットワークへのアクセスが可能になる。

なお、MS共通コード入力は従来通りに可能である。検索機能の副産物としてコードアシスト機能が搭載され、多少の入力ミスがあっても正確に情報を引き出せるようになった。

個人誌、テリピンチャンネルに個人でアクセスしやすく

見る穂Xが普及すれば、個人誌やテリピンチャンネルを個人で簡単にアクセス・買い付けできるようになる。新聞店や電器店に、いちいち仲買を頼む必要は無い。

ミノレバ流に言えば、「情報の取捨選択はプロにお任せ」という時代は終わったのかもしれない。

見る穂Xは今年10月、全世界の登録店舗向けにリリースされる。