現役祭司が教える!神庭島旅行ガイドその2
次回は現役祭司おすすめの神庭島スポット7選
神庭島には色々な名所がありますが、訪れる場所を迷ってしまいますよね。そこで神庭島の各都市からおすすめスポットを1つずつ紹介します!
花の村 女神の大花畑&永年温室
花の村は神庭島空港の近くにあり、観光客が最初に訪れる地として知られています。比較的小さな街ですが、村というにはかなり広く、集落が点在しています。
祭司のおすすめは、女神の大花畑と永年温室です。
女神の大花畑は、年中花が咲き誇る広大な花畑です。花の女神の加護を受けており、すべての季節の花たちが枯れることなく咲いています。ここの風景は個人誌に掲載する画像として非常に人気があり、女性客が詰めかける名所です。
永年温室は花の神殿が運営している巨大温室です。神庭暦始まって以来、一度も休むことなく植物を栽培し続けています。生命の神秘を感じたい方にピッタリの名所です。
サンセベリア光太国 アメリアドーム
サンセベリア光太国は、太光神の巫女王が君臨する王国です。都市部・田園地帯共に小さな王国ですが、均整がとれた美しい風景には人気があります。
はじめて行くなら、王都がおすすめ。王都は2,3日で回れてしまう広さです。光の神殿屋上のアメリアドームは必見。昼は強すぎる光を和らげ、夜になると星屑を反射してキラキラと光ります。
夜のドームの光の配置には復活祭の時代に活躍したアメリア女王の伝説が込められており、ガイドに解説を頼むこともできます。
雷都 雨の宮横丁&雲海風雷橋
雷都は神庭島で最も個性的な街です。祭り好きの雷神を慕って集まった人々が、年中面白いイベントを企画しています。大陸有数の魔女街でもあり、神庭島で唯一の魔法女学校が存在します。
雷都に来たら必ず寄ってほしいのが、雨の宮横丁です。
一年のほとんどが雨降りのついてない横丁ですが、雨なのにどうしてこんなに賑やかなのかわからないほど活気があります。老若男女問わず多種多様な種族が集まっており、そこにいるだけでも非常に楽しいですよ。
そして雲海風雷橋も一度は渡ってみてください。名前の通り雲の上ほどの高さにある橋ですが、風は吹き雷は落ちるという強烈な橋です。超スペクタクルな体験ができるでしょう。(事前に雨の宮横丁で雷除けのお守りを買っておいてくださいね)
ペーロン渓谷 風地バザール(ドラゴンバザール)
ペーロン渓谷は、神庭島の大河を囲む巨大な山脈です。川の近くには地母神の神殿があり、山頂近くには風神を祀る竜の民の集落があります。一つの土地を2柱の神々が分け合っているのはここだけです。
ペーロン渓谷には大自然が広がっていますが、観光に適した場所は多くありません。しかし、「ドラゴンバザール」の異名を持つ風地バザールは一見の価値ありです!
月に一度開かれる巨大市なのですが、バザールの中央に舞台セットが組んであるのが特徴です。バザールが開催されている時間は、常に舞台で演劇が上演されています。
しかし演技をしているのは役者ではなく、バザールの出店者たち。店番の店員たちが代わる代わる役柄を演じ、バザールを彩ります。伝統と神秘を感じたい方はぜひ足を運んでみてください。
火の神職人街 コリトケ温泉郷
神庭島に来てもやはり実利を求めたいという方には、火の神職人街がおすすめです。魔科学問わず職人が集まる、火山の街です。
職人街見本市通りも定番ですが、巡礼祭の参加者にはコリトケ温泉郷をおすすめします。
日夜開発に励む職人のために火の神が作ったといわれている温泉で、ケガ・関節痛・筋肉痛によく効くそうですよ。雷都からペーロン渓谷にわたった疲れをコリトケ温泉で回復する、これが賢い旅の見本コースです。
水の都 マーメイズフットストリート
機能的で洗練された街がお好みの方は、水の都に行きましょう。流行り物が大好きな水神のお膝元ですから、最新鋭の街並みが広がっています。
水の都でもっとも熱いストリートと言えば、マーメイズフットストリートです。「人魚の足」を冠した通りには、要るのか要らないのかよくわからないものを売るお店だらけ。個性的なファッションも楽しめます。
神聖暗黒神国 影吸いの石広場
皆さんの中に、暗黒神の熱狂的ファンはいませんか?そんな方は、聖地である神聖暗黒神国に行かないわけにはいきませんね。
この国は、神庭島でもめったに観光に行く人はいません。でも、暗黒神の信奉者であれば別ですね。
暗黒神国はストイックなお国柄なので、観光名所どころか娯楽施設もほとんどありません。楽しみのある場所と言えば、影吸いの石広場くらいのものでしょうか。
どうぞご自由に暗黒神様の息吹を感じてください!
始祖神の庭には巡礼隊以外は入れません!
神庭島の観光名所を紹介しました。世界には自然7神の他にも、様々な神々がおわします。神庭島におわす神々では、始祖神も有名ですね。
しかし、神庭島にある始祖神の神領には観光客が立ち入れる場がありません。神庭記で知られる始祖神の庭にも、すべての神殿を巡った巡礼隊以外は入れない決まりとなっています。
興味本位で立ち入ってしまうことのないように、気を付けて巡礼祭をお楽しみくださいね。