アンカー協定からひと月 ソードランドいまだ着陸の見通し立たず

ソードランド ク女王国から着陸許可下りず

ソードランド封建国が、クイーンサンディア女王国よりアンカー協定に基づく着陸を許可されていないことが分かった。

両国は1か月前に着陸を前提としたアンカー協定を締結していた。しかし、協定締結の式典は武装集団の襲撃を受けて中止となっていた。

協定式典襲撃事件の脅威去らず 受け入れには慎重

クイーンサンディア女王国は、協定式典の襲撃事件が解明されていないことを懸念。「少なくとも両国内に脅威が無いことを確認できなければ、着陸を受け入れられない」としている。

世界初の南北アンカー協定の履行ということもあり、受け入れ側はかなり慎重な姿勢だ。

森の奇族関係ない ソードランド国民に焦り

予定されていた着陸時期が1か月以上遅れていることに関して、ソードランド国民には焦りと不安が広がっている。

襲撃事件に関わっていると証言されている「森の奇族」に対して、怒りをあらわにする国民も少なくない。

とあるソードランド国民は、「ソードランドは地上時代、森の奇族と一切の利害関係が無かった。我々は彼らの敵ではないが、味方ということもあり得ない。早く着陸を許可してほしい」と語っている。

関係悪化の前に着陸できるか?協議進む

アンカー協定式典までは良好な関係を築いていた、ソードランドとクイーンサンディア。襲撃事件の動揺が長引けば、2国間に亀裂が入るおそれが高まる。

両国は早期の着陸受け入れ実現に向けて協議を重ね、協働して事件捜査に当たっている。