「秘密多き島」のイメージ覆せ! 東部観光研究所の新提案
東部地区の見学ツアーが話題
研究者だらけの謎多き島…そんなイメージの強い東部地区を見学できるツアーが話題となっている。
東部地区の各所をめぐるツアー
ツアーの内容は東部地区の各地研究所を5日間かけてめぐるというもの。有名な魔科学研究所から、ニッチなまちかど研究所まで様々な研究施設を見学できる。
ツアーの参加者には研究所からお土産が用意されており、東部限定グッズとして人気を集めている。
学術都市の雰囲気を堪能できるツアーは、東部地区への移住を夢見る学生はもちろんのこと、ファミリー層や年配の観光客にも好評である。
研究の公共性保つ 研究所にもメリット
東部地区の観光ツアーというと「研究所のスタッフから迷惑がられるのでは?」と心配になってしまう人も多いだろう。
しかし心配はご無用。研究所ツアーは研究の公共性を保つ事業として東部地区公認。東部地区事務局でも大々的に推奨されている。
ツアーを受け入れた研究所には追加の資金が融資されることもあり、スタッフの愛想も良い。
仕掛け人は東部観光研究所
この見学ツアーを企画したのは東部観光研究所。観光産業も研究者が営んでいるとは、さすが東部地区である。
東部観光研究所内の地域創生コミュニティストレングスビジネス研究室がツアーを企画・運営している。
秘密の島、陰謀論がツアー考案のきっかけに
広報担当者で企画立ち上げメンバーの一人であるR氏は、ツアー考案のきっかけについてこう語る。
R氏「ツアーを思いついたのは3年前のNMGです。研究室のメンバーで陰謀論サロンに遊びに行ったら、区外に住むオリエンタリストのグループに話しかけられたんです。
彼らは東部地区のことを魔法と科学が交錯し世界の覇権を争う秘密の島だと信じていました。
私たちの暮らしと彼らのイメージがあまりにもかけ離れているのが、面白いと思って。それで企画を立ち上げました。」
広報担当者「魔科学以外にも注目してほしい」
R氏はこのツアーを通して発信したいメッセージがあるという。
R氏「東部地区というと魔科学研究所のイメージが強いですが、それはほんの一側面にすぎません。
魔科学研究所やそれに関連する施設が東部地区に占める面積は約半分。もう半分は、魔法や科学を主としない研究所や施設なんです。
私たち観光研究所のようにエンターテインメント分野の研究も盛んですし、公益研究所のような世界の在り方についてひたすら考え続けている施設もあります。変わり種としては、ほっこり生活研究室や喫茶研究室などが含まれる生活研究所も魅力的です。
東部地区の研究者としては魔科学以外にも注目してほしいですし、研究者のイメージを広げていきたいですね。
特に学生さんには、魔法学や科学ができなくても研究者になれる!と知ってほしいです。どんな分野でも一生かけて考えていきたいテーマがある方は、研究者の素質ありますから。
ツアーを通して、東部地区に新しい研究の可能性を持ってきてくれる方が現れるのを期待しています。」
公式チャンネル
東部地区の観光ツアーについては公式テリピンチャンネルからお問い合わせください。
東部観光研究所 東部地区ツアー公式テリピンチャンネル:TOBE-kankoken-trip5997(MS共通コード変換を要する)