魔法系人類
まほうけいじんるい
魔法使いや巫女など、魔法を操る人類。姿かたちが科学系人類と変わらない人々を指す。(これに対して、姿かたちが魔物っぽい人類は魔族と呼ばれる)
出生時魔法診断
魔法系人類であるかどうかは出生時に魔法の素質を検査して明らかになる。親類に魔法使いがいれば、だいたい出生時診断の対象に。
魔法系人類は寿命が長く、並の魔法力で科学系人類の1.5~5倍ほど生きる。強力な魔法使いであれば何千年と生きることもあるらしい。寿命が違いすぎることから、魔法の素質は早めに判明し、早めに魔法使いとして育てるのが本人のためである。
魔法使いの性格
魔法使いといえば、気まぐれで自分勝手だが憎めないといった性格が想起される。
しかし文字ノ泉世界の魔法使いはイメージとは裏腹に、非常にまじめでいい人である。道徳心が高く、ごみのポイ捨てなど決してしないタイプの良い子が集まっている。当方などには意外に思えるのだが、こちらの人々にとっては普通のことらしい。
魔法使いの性格が良いのには理由があり、良いヤツで無ければ魔法が使えなくなるのだという。なんでも魔法使いたちは世界と契約することによって魔法の使用を許可されているらしく、良い人でなければ世界からの承認は降りないのだそうだ。(この場合の世界とは、世界の意思的な概念であるようだ)
魔法使いは良い人であり続けるのを余儀なくされてる人々として、そうでない者たちからは少し不憫に思われている節もある。
「お天道様はいつも見ている」というのが口癖の魔法使いたちは、慣れるまではシュールだ。